「ヒト」が生き生きと働ける環境を考えるブログ

私が約17年間勤めた会社を辞めようとしている理由と、まつわる原因を分解していきます。経営者や管理職の皆さんに、ふと考えて頂きたいことを記事にしています。

想いはカタチにしないと伝わらない。〜散々な会議に参加して〜

先週の金曜に、10ヶ月ぶりに東京本社に出張しました。

朝4時起きで家族への万全の準備を整え、お世話になるファミサポさん2人への依頼事項を整理し、主人に残りの朝の用意を託して、家族の中で一番最初に家を出ました。

金曜は、長男を英語教室と体操教室に通わせており、息子にも、2人のファミサポさんへの連絡事項も山盛りでした。

結果、天候も問題なかったので移動もスムーズでしたし、出張の目的である会議以外は、全て問題なく対応されました。家族と2人のファミサポさんに感謝です。  

 

出張の目的であった当の会議は、私にとっては生まれて初めての、とんでもなく散々な会議になりました。

 

私が中心となって進めていくことになった、基幹システムの改修に関する会議で、窓口を引き継ぐことになるため、パートナー会社の担当と顔を合わせるために出張しました。

会議についていけるよう、これまでの経緯も全て把握し、次の手を明確にするため、会議に臨みました。

 

今回、予定では、パートナー会社から打開策としての提案を受ける予定だったのですが、パートナー会社の開口一番「どうやって進めましょう?」から始まりました。

 

提案してくれるのではないの?

と、不安が過りました。

 

なぜなら、もともと、こちらからパートナー会社への依頼資料を見ても、私には何がしたいのか理解できなかったので、社内では補足説明をしてもらって、理解に至りました。

今回、パートナー会社へも、別のルートで同様の説明がなされ、会議の目的が共有されているものと理解していました。

結局、パートナー会社には、私達の課題が十分に伝わっていなかったのです。

 

数回、積み重ねられた会議の結論は、今回、最初の課題に戻ってしまいました。

会議資料って、沢山ある必要はないですが、ポイントが伝わらない資料は意味がないことを、思い知らされました。

あと、共通言語を使って資料を作ることも一つであると再認識しましたが。

 

今週から、全面的に主導権を握りました。

明日は、直属の上司方と打ち合わせで握り、Project本格始動です。

 

金曜の疲れが未だに抜けませんが、とても大事な時なので、気を抜かずに今は踏ん張ります。

 

またも、リストラニュース

私は、医療に関わる仕事をしており、業界情報は色々と気になるのですが、製薬業界でも再びゴングがなったようですね。

私自身、新卒時代は大手外資系メーカーでMRをしていたので、この手の記事は、自分のことのように感じます。

diamond.jp

また、以前に以下の記事を記載しました。

あちこちで、こういった状況が起こっていくでしょうね。

bluemiyumiyu.hatenablog.com

 

自分の身の置き方にも危機感を感じる中、時代の流れに合わせて、自らの思考を変革し続けないといけないと感じています。

 

とても大変なことを言っているように思われるかもしれませんが、電話機に例えると、ダイアル式の電話が家にあった時代に生まれ、プッシュ式電話に代わり、携帯電話が普及したかと思うと、今はSNS上での通話が普通になってきました。

この先の通話はどうなっていくのでしょう?IoTの世界では、もっと小さな小物で通話もできるようになっていのかも?と思ったりします。

高齢になる40年後には、ドラえもんの世界が目の前に来ていて、訳のわからない仕組みに囲まれているのかもしれません。

 

そういった形で世の中が進化していくとき、自分はどうやって生きていけるのだろう?と、最近、良く考えます。年金も当てにはしていませんし。

 

また、今後の人口比率の推移を見てゾッとしてしまいました。

6年後には、65歳以上の国民の割合が、30%を越えるんですね。

私の息子達が、今の私と同じ年齢になる頃には、それが38%だそうです。

現役世代が、どうやってこの38%を支える世の中になるのか、考えるだけでウンザリしてしまいます。

http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/gaiyou/img/z1_1_02.gif

参照:http://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/gaiyou/s1_1.html

 

参照元の各種データを拝見しますと、40年後に女性の平均年齢は90歳を越えるようです。

・・・ということは、私はあと、50年は生きるのかもしれません。

まだ、人生の折り返し地点にもいないようです。

 

自分自身のこともそうですが、この激変の時代を、子供達が健やかに逞しく生きていけるよう、一緒に成長していきたいと思います。

 

 

人材育成に関する記事

 以下の記事を拝見しまして、日本の教育に対する価値観ってこんなものかと、改めて理解しました。

私が所属する会社に足らないのではなくて、日本全体、「人財」と言いながら、数字を追う企業ばかりということでしょうか。  

business.nikkeibp.co.jpこちらの記事の終わりの方で、以下の記載がありました。

「うちの会社では『この人をどう育てるか。そのために、どういった経験を積んでもらうか』といった観点の育成型のローテーションを推進しています。そのためには縦割りを止めて、部署同士の異動も柔軟に行えるようにしました。

人材育成はオフJTとともに、OJTの場も与えないと人は育ちません。両輪を計画的に回していくことが、生産性を向上させ、企業を持続させるんです」

これは社員教育に投資することで、海外売上比率を8割以上伸ばした某電子部品メーカーの人事部長さんのコメントである。

『この人をどう育てるか。そのために、どういった経験を積んでもらうか』といった観点の育成型のローテーションを推進とのこと、脱帽です。

 

そう、何を経験させて、どう育成するのか。

目標を設定し、目標を達成しても、次のステップに繋がる仕組みがないと、人材育成は途中でストップしてしまうのです。

 

私の経験では、自分の組織でこういった人材育成を実行しても、1年後には組織が変わり、作った仕組みもリセットされてしまうということを繰り返しました。

本来、考えるべき部署が考えて実行しないと、会社の仕組みを変えていかないと、本当の意味での「ヒト」の育成は行われないのです。

 

しかし、これが実行されない理由も重要であると、私は感じます。

それは、その集団に所属している「ヒト」の帰属意識の低さです。

そして、上級管理職である部長以上の「ヒト」にも、帰属意識が低い「ヒト」がいるということです。

 

具体的には、以下のような行動が見られ、本当の意味で組織に貢献されている方は、あまりいないということです。

  • 殆どの「ヒト」が、生活のために働いている。
  • 金銭的報酬の次のモチベーションは職位であり、自分のポジションを守る言動は積極的に行われている。
  • 結果、自分も含め、他人についての育成については、あまり真剣に考えていない。
  • 当面の目標を達成し、クビにならない程度に評価が得られたら良い。

 

社長は真剣に考えているかもしれませんが、社長以下は、どれだけ部下の育成を考えているのでしょう。

 この、電子部品メーカーの手法が認知されていったらいいなぁと感じました。 

 

我が道をいく「ヒト」たち。

人間、色々な「ヒト」がいることを、日々痛感しますが、新たにコミュニケーションを密にとるメンバーと接する中で、感じたことがあります。

 

「人間、みんな自己中心的である」ということです。

 

これは、「他人への配慮がない」とか、「周りのことを考えていない」とか、そのような意味ではありません。

要は、「自分が知っている(経験した)範囲の中でしか、言動を起こすことができない」ということです。

 

とても当たり前のことですが、

・なぜ、そんなことができないのか(なぜ、そこまで行わなくてはならないのか)

・この場合、こちらが優先順位が上でしょう(なぜ、こちらを優先しなくてはならないのか)

といった、自分が経験してきた中で出来上がった概念をもとに、自分が作った標準のモノサシを使って、自分の言動を起こします。

 

これは、「上司だから、部下だから、若いから、歳を重ねているから」といった、立場や年齢のようなことは一切無視して、誰もが「自分のモノサシ」で言動を起こしているということです。

本当に当たり前ですよね。知らないことをもとに、言動は起こせませんから。

 

何らかの集団に属している「ヒト」において、

「成長したくない」という「ヒト」は、あまりいないと思います。

「コミュニケーションをとっていきたいとは思わない」という「ヒト」も、ほとんどいないと思います。

「他人の意見を聞くより、自分の思い通りにやりたい」という「ヒト」は、結構いるかもしれません。

「他人の意見も聞いて、より上手くやっていきたい」という「ヒト」が、ほとんどの方ではないかと思います。

 

このとき、他人に意見を聞く(受動的な言動)ばかりではなく、自ら見て聞いて調べて(能動的な言動)、次の行動を起こすことが良くありますが、この能動的な言動は、個人の経験値(能力)の範囲でしか行われないのです。

これを、「我が道をいく「ヒト」たち」と表現しました。

 

「可愛い子には旅をさせよ」と言いますが、自身の見聞を広めないと「ヒト」の可能性は狭まるばかり、と痛感します。

今、周りにいるメンバーに、私は口うるさいと思われているかもしれませんが、色々な引出しを作ってもらうべく、意思疎通の場を積み重ねながら、これからの可能性を広げていくことに全力投球中です。

そして、私自身ももっと見聞を広めないと・・・と、肝に銘じながら行動しているところです。

 

備忘録:グループ会社会長の年頭挨拶に感動

私が所属している会社名について、公にすることは控えておりますが、グループ会社の会長は○○賞を受賞されたりと、その道では名が知られている方です。

 

昨日、その会長からのメッセージが、A4で3枚のボリュームの内容でグループ会社全社員に配信されました。

読みながら、「どこまでお見通しなのだろう」と、身が震える感じを覚えました。

なぜなら、私が普段感じていること・本ブログでも書き連ねているような内容に対する、会長の見解が記載されていたからです。

 

備忘録として、内容の一部を要約して記録しておきます。

1.良い会社は良い商品を持つ

 =顧客に歓迎されること、社会的に有意義であること

 =加えて、社員を中心とした会社の存続に、過不足なく一定の利益を生み出してくれる

 

2.良い会社は良い組織である

 =良い組織は良い商品のための手段として機能される

 =ただし、商品志向の組織は多くの副作用を伴う

  ・効率化を図るための過度な機能分化は、問題を引き起こす可能性が大きい

   →ドライな人間関係からくるチームワークの損失

   →仕事と生活(人生)との滑稽なまでの峻別による働き甲斐の低下

  ・組織が大きくなるにつれ、構成員があたかも機械の一部品のように扱われ、組み込まれていく

   →仕事にやり甲斐や充実感を感じる人が減ってきている

   →手段としての組織を追求するあまり、人間が集まるという、そのこと自身の意味や価値は過小評価され、当の人間は鈍感から不感になっていく

 

 拝読中は、P.ドラッカーの書籍の所属会社編を読んでいる気分でした。

 

私は20代に入ったころ、自分のキャリアを描くときに、男性に生まれ変わりたくて仕方なかった時期があります。

女性が家事・子育ての中心であることは、変えることのできない性ですが、私は仕事におけるキャリアをぐんぐん積んでいきたかったのです。

今は、女性であることを楽しみ、私の理想を描く主人を身近で応援しながら、人生を謳歌していますが、ふと「もし自分が男性だったら」と思うことがあります。

 

今回、会長のメッセージを読み、「私が男性だったら、とことん会長に食らいついていっただろうなぁ」と思っていました。

良い経営者・憧れる経営者は身近にいました。とても恵まれていると感じました。

そして、その経営者も、会社を存続し続けることの課題において、「ヒト」に関する課題を挙げていらっしゃいました。

 

一員として所属し続けられる限り、良い組織を目指して能動的に動いていきたいと、感じたメッセージでした。