働き方改革とコスト削減を徹底しすぎると、会社の評判は落ちませんか?
企業は利益を生み出すために、経費も人員も削減の努力をしなくてはなりません。
利益と経費と「ヒト」のバランスをどうとるのか、何をどう決断するか、これまでの経験と現状を踏まえた要職者の意思決定が、すべてを左右します。
少し脱線しますが、我が家は週末、家族全員でワールドシリーズと日本シリーズをTV観戦して盛り上がっていました。そこで感じたことがあります。
ワールドシリーズは、ホーム側がピンチになると、ピンチを脱出するために、関係者が一体となって選手と観客を盛りたてます。TVで観ていた私たちもホームチームの応援に加担したくなるほどです。とても楽しめます。
一方、日本シリーズは、マニュアル通りの盛り上げ方で、ホーム側の調子が良かろうが悪かろうが、7回にしか盛り上げるアクションがなかったのではないでしょうか。全てを見れていないので定かではありませんが、ワールドシリーズと比べると、少し物足りない感じです。
どちらも、球団や対戦カードによるところや、メジャーリーグと日本リーグのキャパの違いなど、考慮すべき点は色々あるとは思いますが、大きな違いを改めて感じました。
これは、人種や文化の差でしょうか?
私はそうではないと思います。
どれだけ1人1人が、所属する組織に主体的にコミットしているかどうかの違いだと思います。
以下の記事も、同様の事例だと思いました。
現場で準備をした方々は、限られた予算の中で、必死に準備されたことと思います。
しかし、利益と経費と「ヒト」のバランスを見誤ると、こういう評価もされてしまいます。
こういった一つ一つの積み重ねが、最悪の場合は大リストラという決断に至ったり、人材倒産につながってしまうと考えます。
会社に在籍している「ヒト」をよく見て、一つ一つの意思決定を行うことが必要であることを再認識しました。