「ヒト」が生き生きと働ける環境を考えるブログ

私が約17年間勤めた会社を辞めようとしている理由と、まつわる原因を分解していきます。経営者や管理職の皆さんに、ふと考えて頂きたいことを記事にしています。

備忘録:プロの心構え―苦手な相手を好きになる(栗原博氏の記事)

「苦手な気持ちは、たとえ表現しなくても空気で伝わってしまう。だから感情を隠すのではなく、お客様のことを好きにならなくてはダメだ」

この一文に「はっ」とさせられました。下記記事に記載されています。

president.jp

私も、日頃から「ヒト」の表情や声色などから、色んな気持ちを感じとります。きっと、皆さん同じですよね。

だから、ネガティブな気持ちは「隠せばよい」と思っていましたが、そうではなく苦手な相手は「好きにならないと本心は隠せない」のです。

 

言われて気づきました。

考えればわかりそうなのに、気づけない自分が情けないです。しかし、それがわかっているので、気になる記事だけは読み込んで、頂戴できるスキルはメモしておき、定期的に復習しています。

気づきを与えてくれる本や記事やブログは、とてもありがたいです。もっと、経験を積まなくてはと思います。

 

また、同記事内には、以下の記載もあります。

40代で支店長として現場を飛び回っていたころ、社内研修で当時会長だった小林陽太郎(故人)の講話を聴く機会がありました。一支店長にとって、会長は雲の上の人。しかし、私は質疑応答で手を挙げて、生意気にも自分の意見を会長にぶつけたのです。

周りからは身の程知らずだと叱られました。でも、10日後に小林から一通のレターが届きました。封を開くと、そこには直筆でこう書いてありました。

「ああいう議論は実に楽しいものだ。自分の考えを主張して戦わせないと、実のあるディスカッションにはならない。あの場で見せた精神を、ぜひ他のさまざまなところでも発揮してほしい」

こちらを読んで色んなことを感じたのですが、どんな上司と縁するかで、「ヒト」のキャリアも経験レベルも変わります。「身の程知らずだ」と仰る方は、「ヒト」の成長以外のものが大切なのでしょうか。何を守っているのでしょうか。

私も、他の方が言わないようなことも、積極的に発言するように心がけています。変な「ヒト」扱いする方もいますが、重宝してくれる方もいます。

自分の成長と、周りの方の成長のために、今後も、何かしら発言し続けます。