「ヒト」が生き生きと働ける環境を考えるブログ

私が約17年間勤めた会社を辞めようとしている理由と、まつわる原因を分解していきます。経営者や管理職の皆さんに、ふと考えて頂きたいことを記事にしています。

Project-Vol.1:人材育成の醍醐味〜「ヒト」の成長を実感すること

私は、数年以内に退職する意向を上長に宣言しています。

イムリミットは、時短勤務が終了となる3年後(今、年長の娘が小学校3年生を終了するまで)です。

 

本音では、すぐにでも退職して起業したいところですが、子育てはおろそかにできないですし、起業してすぐに収入が得られるわけでもないですし、主人の仕事も波瀾万丈な状況なので、私の今の収入がゼロになることは避けなくてはなりません。

 

転職を考えたこともあり、エージェントから色々な案件を紹介いただいたこともありましたが、私が希望するライフスタイルを維持するためには、時間の制約がどうしてもボトルネックで、どんなにすばらしい企業に出会っても、転職後の生活が今より悪化することが目に見えてしまい、結局手を引いて古巣に居座っています。

ですので、「働くなら自分のペースで完遂できること」を一番に考え、今は細々と起業準備中です。

今年は時間の合間をぬって、公共団体が主催している起業家育成関連のセミナーやキャンパスにも参加して、起業準備を進めてきました。

今は、合間をぬって色々と手を動かしている状況ですが、思うように進んでおらず、気ばかり焦ります。

 

そんな最中、所属している企業においてはトンデモな仕事を任され、「そのうち辞めると言っている私に何をやらせるの?」と思うところがありますが、会社の一員である以上、ベストは尽くします。

トンデモな仕事とは、以下の記事にも記載しましたが「数種類ある全社基幹システムの再建」で、私がそのリードをしていくことです。 

bluemiyumiyu.hatenablog.com

色々と組織間の調整等もあり、ようやく昨日、Kick-offができました。

今回、不安もプレッシャーも沢山ありますが、久々に大きな仕事のチームを任され、改めて感じたことがあります。

「ヒト」を育成していく使命がある立場は楽しい」ということです。

 

Projectを牽引していく責任は重いです。

しかし、それ以上に今は、「一緒に取り組むことになったメンバーのベクトルを合わせ、それぞれのボトムアップをして進化していこう!」という気持ちが沸き上がって、頭の中がフル回転するのです。

早く退職して起業したいのに、現在の仕事が楽しくなってきました。

 

ちなみに、今回アサインされたメンバーは、以下のようなメンバー構成です。

  • 私(リーダー):システムユーザー側での開発経験15年、コストセンターの業務は、ほぼ未経験。
  • A美さん:社歴6年、自力で社外への発信情報を整備してきた第一人者。今回は、彼女が整備してきた情報を、社内システムと適切に連動させることが、ファーストミッション。社長の秘書的な業務も実施している。
  • B美さん:社歴10年、人事・総務・広報の経験あり。社内の人脈は豊富らしいが、システム関連の業務経験は全くない様子。
  • C哉さん:社歴10年ほど。私と同じような経験も持っているが、営業社員のアシスタント業務の経験の方が豊富。某システムのシステム管理者の1人。私と同じく大阪に在籍している唯一のメンバー。
  • D哉さん:社歴2年、メンタル面の休職から復帰して7ヵ月。C哉さんと同じく、某システムのシステム管理者の1人。この某システムが有効活用されておらず、このシステムを中心にシステムを再構築していくことが、最大のミッション。
  • E美さん:社歴8年、A美さん関連の仕事と、契約・販売管理関連の業務経験が豊富。しかし、現在休職中。(以下の記事に記載した方なのです。)

bluemiyumiyu.hatenablog.com

 

以上、計6名です!

上記内には明確に記載しなかったのですが、実は全員、基幹システムについては素人の集団です。

某システムのシステム管理者が2名いますが、管理といってもシステムの要件は把握されておらず、単に「社内ではこのシステムを知ってる方である」というだけらしいのです。

したがいまして、このチームは完全にゼロからのスタートなのです。

 

しかし、こんなに何もない状況から事を始められることは、滅多にありません。

今からどう動いていこうか、正直言って、とてもワクワクしています。

そして、この貴重な経験は、紛れもなく私の貴重な経歴になります。

 

人生、何が起こるかわからないものですね。

期限は迫っていますが、私がどこまでやれるか、自分自身にチャレンジしてみます。

そして、メンバーにとっても、このチームでの経験が将来活かせるよう、着実に指導していきます。

基幹システムについて、本当の意味での活用方法を知らないメンバーが、今後どのように成長されていくのか、とても楽しみです。

 

このチームの進展は、今後不定期にブログに記録していきます。