私が仕事を通して得た、感動とやりがい(顧客編①)
ちょうど1週間ほど前、最近はご縁のなかったお客様からメールを頂きました。
「話をさせていただきたいことがあるので、時間をもらえないか」とのこと。
この方は、私が受託Projectの責任者をしていたときの、お客様側の責任者です。
私より3歳ほど年上の男性で、今は更に昇進され、東証一部上場企業の部長職にて活躍なさっています。
私が、2人目の育休を取得した後からのお付き合いなので、仕事でご一緒したのは3年半程でしたが、その間、多くの大小の波を、責任者として共に切磋琢磨してきた方です。
私にとっては、部の目標を達成するためにも、継続して取引させて頂きたい顧客でしたので、真摯に誠実に、言うべきことは言い、頭を下げるときは下げ、全力でお付き合いしてきました。
今となっては、責任者でもなく、社内で要職にも就いていない私ですが、そんな私に1年半ぶりにご連絡頂きました。
何のお話だろうか?上司に同席してもらうべきではないか?等、上司にも、連絡頂いたお客様にも、事前に相談しましたが、お客様の方から「大きな話ではないので、他の方に時間を割いていただく必要はない」とのことでしたので、私が単独でお話を伺いました。
お話頂いたのは、お客様が抱えているProjectの課題と解決策についてでした。そして、より良い案を見つけるために、私に意見を伺ってくださったのです。
思いもよらない展開に驚きましたが、こうして、直接的な仕事上の関係が無くなっても、私を思い出して話をしに来てくださったことに、とても感動し、そして、私のこれまでの仕事上の考え方が、間違っていなかったことを確信しました。
そしてもう1つ、お客様の悩みの中から、新たなビジネスチャンスを発見しました。
「私が責任者なら、こういう組織を作り、顧客に貢献できる!」
これが仕事の最大のやりがいであり、醍醐味です。
ただ、閃いたのは良いのですが、あいにく、そういう判断を行う立場に今はないので、該当部長に具申だけしました。
残念ながら、我が社では、今回お話頂いたお客様のお役には立てないことが判明し、私の閃きは、一瞬でボツになりましたが。。。
ちなみに、ボツになった理由は、該当部署が創ってきた取引先とのコミュニケーションの問題です。
私が創ってきた歴史と、結果的に真逆だったのです。
この詳細は、また次の機会に・・・。