怒り爆発。えげつない人事異動。
私の目の前で、ドラマのようなストーリーが展開されるなんて思いもよりませんでした。
とんでもない事実が発覚しました。部長のしらないところで、その部長の部下の人事が決定していたのです。
発令は7月1日。
辞令が発令されてしまえば、私が所属する会社の決算時期は火の車と化すのが目に見えています。組織ごと、会社ごと、焼身自○する気でしょうか。火元は、直近で記事にしていた、例の管理職です。
管轄外の執行役員を巻き込んで、人事を強行させていました。
辞令の対象の方は、全社の売上を管理する「肝」となる組織を統括しています。
私が所属する会社は、複雑なサービス形態と契約形態で、並み半端なリーダーシップでは、売上を統括管理するのがとても難しい状況です。それらの状況を全社的に改善していくにも、かなりの労力を費やして半歩でも前進できれば、大金星といった具合です。
その組織を、詳しく知りもしないポッと出の管理職が、お世辞にも上手いとは言えないコミュニケーション力で、7月以降、そして決算月9月をどう乗り切るのか。
来週は、この辞令を巡って緊急ミーティングです。
昨夜は、感情が収まらなくて、思わず、子ども達に愚痴を吐き出してしまいました。ただ、まともな単語では意味が伝わらないと思ったので、以下のように話しました。
「お母さんの会社なー、今、困ったことが起こってんねん。
一緒に仕事してる人がなー、突然、一緒に仕事できなくなるねん。
それを決めたのはなー、お母さんが今、一番一緒に仕事をしている仲間やねん。」
すると、息子が「大人でもイジメってあるの?!」と一言。
なんとわかりやすい表現!「そうやな。これは大人のイジメやな。」と締めくくることができました。
それから、子ども達に「お母さん、これからどうするの?」「警察に言ったら?」「会社に警察はあるの?」「一人だけイジメたりしたらあかんよなー」と、我が家で学級会のような展開が始まりました(^^;。
ただ、子ども達に話を聞いてもらって、頭の中が整理できました。
そう、これは組織だったパワハラです。コンプライアンスに逸脱します。
正義のヒーローぶるつもりは毛頭ありませんが、事実、この人事異動で多くのヒトたちが路頭に迷い、精神的に追い込まれていくことが目に見えています。
辞令発令前から既にその兆候は確認されており、管理監督者が部下の労働状況を把握できていないとも言える状況です。
コンプライアンスと書いてしまうと、これ以上詳しいことは書けなくなりますが、本当にもう黙ってはいられません。
主人にも、「その人事が決行されたら、後始末が私にも降りかかってくる。今のうちに、会社を脱出したい。」と伝えました。
主人は「その内容、誰かがリークしないとあかんな。」と。私は「うん。私がやる予定。」と答えました。
保守的な主人は、私が火ぶたを切るのを心よく思ってはいなかったと思いますが、それ以上は何も言いませんでした。
元々、近い将来に会社を辞めることを宣言している私にとってみれば、何かがあっても会社を辞める時期が早まるだけで、何も怖くはありません。唯一の気がかりは、引っ張っているチームメンバーの今後のことだけです。
私は、「ヒト」が生き生きと働けない環境をつくる元凶について、これから会社に追求していきます。