せっかくの全社イベントも台無し?! 【前編:社内コミュニケーション】
昨日の記事で、ちょうど目標発表会について記載しました。
実は昨日、全社の目標発表会が行われていたので、このような記事につながりました。
ちなみに、こういった全社の主要管理職が集まる会で、皆さまの部下が担当していたProjectが全社で表彰される(された)ことがわかったら、皆さまは初めに何をしますか?
私だったら、わかった時点でProjectメンバー全員に情報共有しますし、上司の立場であれば、組織メンバーも含めて展開し、みんなを鼓舞するネタに利用します。
実は今回、私がProjectリーダーをしていた業務が、前期中に優秀な業績を残したとして、全社表彰されたそうなのです。
リーダーの私は、事前にそれを知らされることもなく、目標発表会が終わった後も声すらかかりませんでした。
今回のことを教えてくれたのは、同じProjectのメンバーで、2番手となって私と一緒にProjectを遂行してくれた方です。
私以外のメンバーはほぼ東京に在籍していますし、表彰は東京本社で行われましたので(大阪からはTV中継で参加)、表彰状と金一封は東京にあり、この2番手のメンバーが目標発表会終了後に、代理で受領したこのメンバーの上司から受け取ったそうです。
私は、この社内コミュニケーションの希薄さに肩を落としました。
昨日の記事でも以下のように書きました。
色んな個別事情はあるとは思いますが、どう言い訳しようが、上が動かない限り、「ヒト」は育ちませんし、ついていけません。
今回の件は特に、上位職者しか知り得なかった事項なのです。良い情報なら尚更、部下を鼓舞するためのネタにもなるはずです。
こういったチャンスを活用できない管理職は、正直、いつも知らない間に部下のやる気を削いでいるような気がします。
もしかすると、昨日の出来事ですし、この1ヶ月以内に行われる会議で何らかのアクションがあるかもしれません。
しかし、月日が経つほど感動も薄れますし、それ以前に先に他から情報を得てしまいましたので、感動はないと思います。
せっかくの機会が、非常にもったいないです。
(上記記事を準備していたら、代理で受領した上司が、本日午前中に関係者にメールで展開してくれました。やはり、感動はちっともなかったです。)
私自身が、今回のケースの当事者となって、上司の言動如何の影響の大きさを再認識しました。
ぜひ、より良い成果を上げるために、経営者や管理職の皆さまご自身の言動の過不足を振り返ってみて頂くことをオススメします。
でも、いちいちこんなことを気にしていたら、会社では生き残れないですね。
上司の言動がどうであれ、自分自身を鼓舞できるたくましい「ヒト」が、一番会社で(特に大企業では)生き残れるのでしょう。
しかし、それはとても寒い人間関係だと感じます。
私は、初対面の方(人材紹介会社のコンサルタントのマネージャー)からも「熱いですね」と率直に言われるほどアツいタイプなので、こんな寒い人間関係の中では生きていけません。生きていきたくないです。
ちなみに、この記事は「前編」としてコミュニケーションを主とした記事にしましたが、今回の表彰については、他にも異議があります。
「なぜ、このProjectが表彰されたか」です。
この点について、主観的な意見はすぐに記事にできるのですが、この内容は私が常々「ヒト」の働き方で感じている点の総決算になりそうです。
そのため、客観的情報も収集した上で、まとまった時点でご報告します。直ぐには情報が得られないことがわかったので、纏まるまでには暫く日数がかかります。多分、超大作の記事になります。
※全社表彰までされた業務です。この業務のリーダーをしていた私の評価、経営者・管理職の皆さんは私をどのように評価してくださいますか?
私は、良い評価が付くと信じたいのですが、知らされる前から評価はわかっています。絶対に評価は「B-(ふつう)」です。(評価は「S、A、B+、Bー、C、D」の6段階です)
後日報告する際に、この結果も合わせてお知らせします。