「ヒト」が生き生きと働ける環境を考えるブログ

私が約17年間勤めた会社を辞めようとしている理由と、まつわる原因を分解していきます。経営者や管理職の皆さんに、ふと考えて頂きたいことを記事にしています。

部署によって「業務改善」レベルは雲泥の差

下記は、私がプロフィットセンターからコストセンターに異動してから、何かある都度に疑問に思っていたことです。

 

コストセンターに在籍している皆さま、プロフィットセンターがどれだけ苦労して企業の利益を捻出しているか、理解していますか?

 

私は転職した経験はありますが、ほぼ現在所属している会社の内部事情しか知らないので、他社でも同じなのか違うのかわかりませんが、私が所属している会社では、「なぜこんなに原始的なことをするの?」と思うことばかり、コストセンターからプロフィットセンターに向けて発信されます。

10年以上前から指摘していることも、未だに人海戦術で乗り切ろうとするのです。

 

・泥臭い面倒な業務改善に着手したくない(リーダーになりたくない)

・自分の仕事がなくなるから、改善したくない

 

このような思惑があちこちに存在していたことも知ってはいるのですが、今週から参加することになったコストセンター内の定例会議で、この10年の間に改善が進まなかった根本原因を悟りました。上位職者のベクトルが一致していないのです。

その上、適切に情報を管理できていないことが、要らない仕事を増やします。

 

私は長年、データベースに関わる仕事(広義でいうとデータサイエンティストのような仕事)をしていたこともあり、システム内のデータの保有状況がわかれば、自在にデータ分析や集計・レポートの作成を行うことができます。また、複数のシステムのデータを統合することも可能です。

なんでもシステム化したら良いとは言い切りませんが、繰り返しの作業やデータは、何でもシステム化(業務効率化)できます。

ただし、目的と見いだしたい結果が明確でなければ、何をやっても負の遺産になってしまいます。

コストセンターでの業務を主とする皆さんは、こういった着眼点は、あまりないものでしょうか?

 

私は、負の遺産だらけの内情を目の当たりにして、頭痛がしてきました。

会議が終わってからお手洗いに行って、自分の顔を鏡でみて、眉間のシワが復活していたことにショックを受けました。

最近は、心穏やかに仕事をさせていただいていたので、若くから堀込まれた眉間のシワも改善していたのですが、また一瞬で復活してしまいました。

 

このご時世、どんな仕事をしていても、情報処理とプログラミングは必須スキルかと思います。

自社内では、これらをあまり理解されていないメンバーへの教育が最優先であることを認識しました。

自分でプログラミングをする必要はないですが、情報をどう保有していれば良いのかについて、共通の認識を持っておく必要があります。