「ヒト」が生き生きと働ける環境を考えるブログ

私が約17年間勤めた会社を辞めようとしている理由と、まつわる原因を分解していきます。経営者や管理職の皆さんに、ふと考えて頂きたいことを記事にしています。

何の為に生まれて 何をして生きるのか

休日はいつも、主人・娘と3人でのんびりと過ごしていますが(息子は、朝から夕方まで友達と外で遊んでいます)、今日は、娘は体操クラブの遠足、主人は残務があるとのことで休日出勤のため、久しぶりに私1人で羽を伸ばしています。

 

朝は、娘の好きなものばかりを詰め込んだお弁当を作り、集合場所に連れて行きました。

娘は、体操クラブの遠足が大好きなので、「今日は、年長の同じクラスのお友達はいないけど、小学生のお姉ちゃんたちと遊ぶんだ!」と、張り切って家を出ました。

 

しかし、集合場所に整列してから、みるみる顔色が変わっていく娘。

早めに着き、知っているお友達も少なく、周りをキョロキョロしていたので、ちょっと声をかけてみました。

「トイレ大丈夫?」と聞くと、出発前にも行ったのに首を横に振ったので、もう一度トイレに連れて行きました。

手をつないでトイレに向かう途中、娘は突然ポロポロと泣き出しました。

楽しみにしていたはずだったのに「行きたくない」と。

周りは楽しそうにおしゃべりしていたのに、自分には話せるお友達がいなくて心細くなっていただろう気持ちは見てわかっていました。

しかし、我が家では、本人が一度決めたことは簡単には撤回させません。

心を鬼にして「仲良しのお姉ちゃんが一緒にいるよ。今日は仲よく遊んでおいで。」と言って送り出し、小学生のお姉ちゃんたちに「一緒に行こう」と連れられて、何とか遠足に出発しました。

 

今日は、1人でゆっくり羽を伸ばせるのですが、泣きながら遠足に行った娘が楽しく過ごしているのかどうか、とても気になります。

家事をしながら、つい「アンパンマンのマーチ」を口ずさんでしまいました。

何の為に生まれて 何をして生きるのか
答えられないなんて そんなのは嫌だ!

 

私は、たぶん、かなりの確率で悩みやモヤモヤしていることがあると、このフレーズを口ずさんでいます。

息子が言葉を話し出すようになってから、何度も何度も一緒に見たアンパンマン

以前、何かを調べていた時に、アンパンマンの歌の本当の意味を知りました。以下の記事に記載されています。iinee-news.com

アンパンマンのマーチ」、たくさんの子どもたちが何げなく歌っていますが、この歌を聞くと、いつも自分の生きざまを振り返ってしまいます。

 

「私は何のために生まれて、何をして生きるのか、答えられないなんて嫌だ」と思いながら、「自分は今、一番、何をして生きていきたいのか」を考えます。

仕事なのか?家庭・家事なのか?子育てなのか?自分の趣味なのか?

 

まともに文字に現したことが、これまでなかったのですが、改めて文字にしてみます。

「今の家族と出会うために生まれて、この家族が幸せに生きられるよう、私自身の最善を尽くして生きていく」

ちょっと全体的に抽象的すぎますが、最近はいつも、こういった結論になります。

 

こういった哲学的な話、あまり「ヒト」と議論をすることもないですが、正しいとか正しくないとか普通ではないとか、「ヒト」から見られた評価なんてどうでもよくて、私はただ単純に、自分の気持ちに正直に、精一杯一日一日を過ごしていきたいと思います。

 

今日は、娘にとっては新たな成長の1ページが綴られた1日だったはずです。

大変な1日だったと思いますが、主人と一緒に娘の成長を感じながら、また明日へ向けて、家族みんなが健やかに楽しく生きていけるよう、今日1日を終えたいと思います。

 

※先ほど、娘を迎えに行ったところ、「楽しかった~♪」と、お土産話満載で最寄り駅に帰ってきてくれました。