「ヒト」が生き生きと働ける環境を考えるブログ

私が約17年間勤めた会社を辞めようとしている理由と、まつわる原因を分解していきます。経営者や管理職の皆さんに、ふと考えて頂きたいことを記事にしています。

皆さんの周りの方は、日々何かを学んでいますか?

先日、以下の記事を拝見しまして「私が所属する会社の記事だわ」と、自社をイメージしながら読み進めました。

diamond.jp

こちらの記事の終わりの方に、以下の文言がありました。

その会社が無名だった時代、事業を拡大すべく悪戦苦闘していた時期は、管理部門を含めて会社一丸となって明日への渇望や変化への熱意があったのではないか。

規模が拡大し、成功の方法論が整うと、社内規定が整い制度が充実してくる。そして、いつの間にか変化への熱望を忘れてしまいがちになる。こうした兆候がいち早く表れるのが管理部門だと私は考える。

私は、これを事業部在籍中に感じていたので、私が所属する会社は「大企業病の末期症状」が現れているのかもしれません。

 

現在、基幹システムの再構築に向けて社内情報を収集中ですが、燦々たる有り様に、何処から手をつけようか考える度に眩暈がしてきます。

 

社内に当該分野の専門家がいないなら、誰かが専門性を身に付けていくか、コンサルタントにサポートしてもらうなりするしかないでしょう。

素人がどれだけ素人なりに頑張ったって、このみるみる情勢が変わっていく現代において、大したものはできません。

 

驚くのは、知ってるかのような発言をしている方が、ちょっと調べれば分かるような基本的な知識がでてこないことです。無知ほど恐いものはありません。

この、情報に溢れ、日進月歩に変わっていくテクノロジーを、毎日毎日把握しているのは、その道の専門家と名乗れる方くらいなのではないでしょうか。

 

また、知らないのに学ぼうともせず、周辺知識で改善しようとしている現場の感覚もすごいです。

その知識と内容で、何%進化することができるのでしょう。

 

「ヒト」は、生涯学び続けなければならないと思います。

日頃から、そのような姿勢が見られないようでしたら、残念ながら、そのうち活躍は期待できなくなるでしょう。

私は、わからないなりに学び続けます。