「ヒト」が生き生きと働ける環境を考えるブログ

私が約17年間勤めた会社を辞めようとしている理由と、まつわる原因を分解していきます。経営者や管理職の皆さんに、ふと考えて頂きたいことを記事にしています。

非があるなら、まずは謝罪しないと!

私は、現在営業部内で、営業担当者の育成に関わっています。

これまで、約30くらいある部署の中の一部署で10年以上様々な経験をしてきたので、どの部署のことであっても、ある程度は対処法や提案方法など、営業としての立ち居振舞いは理解しているつもりです。

 

そんな中、ある部署でとんでもない事態が発覚したことがわかりました。

既に終了した仕事ですが、全部やり直しが必要な状況です。

私が責任者であれば、第一報、電話で謝罪し、早急に原因究明と対応プランに関する報告を纏めます。

 

今回の事態、まず、第一報が営業担当者に連絡がありました。

日頃からやり取りしている業務担当側ではなく、営業に連絡があったのは、委受託契約が終了して暫くの期間があったからであると思います。

 

それを、社内展開してから、顧客に確認結果を現場から報告するまでに4日かかりました。

既に終了したProjectだったために、資料を直ぐには確認出来なかったこともありますが、ちょっと時間がかかりすぎです。

そして、謝罪と状況報告が、長文のメールで金曜日の19時前にされていました。

 

  • まず、電話しようよ!(文章だけでは伝わらない)
  • もし休日挟んでモヤモヤさせたら、余計に心象悪いのでは?

 

責任者の判断次第で、こうも対応が異なるとは驚きでした。

また、月曜になっても「電話するのは夕方の予定」とのことで、部署や担当によってのスピード感の違いにも驚きました。

私は、ちょっと如何なものかと思い、指導している営業担当者に「ちょっと、現場に火をつけた方がいいよ」とアドバイスしてしまいました。

 

結果、昼過ぎに電話して、双方合意の方向性が見えたようですが、その後にきた顧客からのメールが凄かったです。

言いたいことを、これまで我慢していただろうなーと感じ取れるメールでした。

 

良心的な顧客であったことが、我が社にとっては不幸中の幸いでした。

ですが、今後の見通し次第では、裁判沙汰になってもおかしくはない事態だったのです。

 

指導中の営業担当者にとっては、とても重要な顧客ですので、今後の動向にも注意が必要です。