「ヒト」が生き生きと働ける環境を考えるブログ

私が約17年間勤めた会社を辞めようとしている理由と、まつわる原因を分解していきます。経営者や管理職の皆さんに、ふと考えて頂きたいことを記事にしています。

皆さんの周りの方は、日々何かを学んでいますか?

先日、以下の記事を拝見しまして「私が所属する会社の記事だわ」と、自社をイメージしながら読み進めました。 diamond.jp こちらの記事の終わりの方に、以下の文言がありました。 その会社が無名だった時代、事業を拡大すべく悪戦苦闘していた時期は、管理部…

こんな上司、私は絶対に嫌です!

「 困った部下をうまく動かす鉄則」という記事があり、タイトルに大変興味を持ち拝見しましたが、どうしても同意することはできませんでした。 頑張って前向きに捉えますと、筆者様は、人材育成ができない管理職向けに、この記事を記載されたのだろうと解釈…

また一人、会社を去りました。

同じ組織で働いていたメンバーが、私より先に会社を退職することを知ると、とても淋しい気持ちになります。 今回は、約10年同じ組織で働いていた元部下です。 先週末、私にも一報が入り、今日は2人で送別ランチをしました。 彼女は、私と同じような価値観を…

「やっぱりできた!」言葉遣いの効果か、ご褒美の効果か?!

昨日、とても嬉しいことがありました。 小学3年生の息子は、年中の時からスイミングに通っていましたが、父親に似てカナヅチなようで、通って5年目に入っても「クロール25m」に壁がありました。 その息子がとうとう、「クロール25m」合格のメダルをもらって…

非があるなら、まずは謝罪しないと!

私は、現在営業部内で、営業担当者の育成に関わっています。 これまで、約30くらいある部署の中の一部署で10年以上様々な経験をしてきたので、どの部署のことであっても、ある程度は対処法や提案方法など、営業としての立ち居振舞いは理解しているつもりです…

なぜ、役職の前に性別を付けるのか

今日は、朝から「またか」と思って「もやっ」としていました。 「女性管理職」とか「女性○○」というフレーズ、最近、カチンときます。 www.nikkei.com こういうタイトルで記事を書くなら、同時に「男性管理職」「男性○○」という言葉を使って、何を言いたいの…

何の為に生まれて 何をして生きるのか

休日はいつも、主人・娘と3人でのんびりと過ごしていますが(息子は、朝から夕方まで友達と外で遊んでいます)、今日は、娘は体操クラブの遠足、主人は残務があるとのことで休日出勤のため、久しぶりに私1人で羽を伸ばしています。 朝は、娘の好きなものば…

Project-Vol.1:人材育成の醍醐味〜「ヒト」の成長を実感すること

私は、数年以内に退職する意向を上長に宣言しています。 タイムリミットは、時短勤務が終了となる3年後(今、年長の娘が小学校3年生を終了するまで)です。 本音では、すぐにでも退職して起業したいところですが、子育てはおろそかにできないですし、起業し…

皆さんの普段のコミュニケーションは充実していますか?

私が所属している会社は、色々とアナログで進められている点も多く、私は仕事をする上では「時代から遅れている感」を少々持っていました。 しかし、数週間前からskype for businessが導入され、一部の方とは遠隔地の方でも、デスクトップ上でお互いの顔を見…

ショックを受けた就学時検診

世の中、色んなご家庭や境遇の方々がいると思うのですが、「自分は視野が狭いなぁ」と感じることがありました。 先週、年長の娘の就学時検診がありました。 「息子のときと同じ」と思いながら、娘と一緒に順番待ちをしていたのですが、しばらくして、アラサ…

部署によって「業務改善」レベルは雲泥の差

下記は、私がプロフィットセンターからコストセンターに異動してから、何かある都度に疑問に思っていたことです。 コストセンターに在籍している皆さま、プロフィットセンターがどれだけ苦労して企業の利益を捻出しているか、理解していますか? 私は転職し…

皆さんの周りに、支えあえる環境はありますか?

私は、スポーツ全般、基本的に体を動かすことは何でも好きですが、小学生の時にはバレーボールの少年団に入部していたこともあり、TVで全日本バレーの中継があると、見入ってしまいます。 色々な選手がいますが、こちらの記事の栗原恵さんは、コートに立って…

私が仕事を通して得た、感動とやりがい(部下編②)

以下のようなキャリアの方がいました。 ・専門分野の経験:2〜3年 ・英語力:TOEIC780くらい。ある程度の英会話も可能。 ・前職で部長職経験あり。 このご経歴の方、皆さまの組織では活躍していただけそうですか? 私は、この方の履歴書を拝見したときに、「…

「表彰」と「ご褒美」。「人材育成」と「子育て」の共通点。

昨日は息子の成長を記事にしました。 bluemiyumiyu.hatenablog.com こちらの「その後」についてですが、結果的に息子は約束を守りました。7時間半も、よく1人で過ごしたと思います。 一方で、長時間留守番時の息子の定番になったのが、あと「1時間」とい…

日曜参観後の代休と学童保育

昨日は小学校の日曜参観があり、今日は、息子の通う小学校は休みです。 いつもなら何とか理由をつけて、朝から学童保育に送ってから出社しますが、これまでも何度も学童保育を嫌がっていました。 小学3年生だと、学童に行く子も減るので、学童が面白くなく…

せっかくの全社イベントも台無し?! 【前編:社内コミュニケーション】

昨日の記事で、ちょうど目標発表会について記載しました。 bluemiyumiyu.hatenablog.com 実は昨日、全社の目標発表会が行われていたので、このような記事につながりました。 ちなみに、こういった全社の主要管理職が集まる会で、皆さまの部下が担当していたP…

メンバーの士気が高い組織と低い組織の違い

私が所属する会社では、期初になると、グループ会社→所属会社→所属事業部→所属部署の順に、目標発表会があります。 部長時代は全目標発表会に参加して経営者が目標としていることを理解し、自部署の目標発表会では全部員に方針を理解してもらえるよう工夫し…

正義感が強いと怪我をする⁉ 働き方改革と公共マナーの狭間で問われる人間性

昨日、どうしても腑に落ちない出来事がありました。 帰宅途中のエスカレーターで、小綺麗な小声でモノを言うおばちゃんに「通せんぼ」されたんです。 「エスカレーターでは歩くと危険」知ってます。 「エスカレーターを歩くなキャンペーン」知ってます。 で…

皆さんの周りの方は、幸せそうに見えますか?

私が所属している会社はブラックとまでは言いませんが、こちらの記事の「タコツボ化」には同意でした。 news.livedoor.com 「タコツボ」は、以下の意味を含むそうです。 ③ 一つの物事にこだわって,他に移行できないこと。 「 -状態」 実は、以下の記事に続…

皆さんは、ファシリテートスキルを意識していますか?

「ファシリテーション」については、会議時に当たり前に意識当たり前だと思っていました。少なくとも、自分が会議をオーナーとなる際には、時間内に結論が出るよう、事前の準備は必ず実施していましたし、お願いしていました。 久々に、色んな会議に出席する…

備忘録:プロの心構え―苦手な相手を好きになる(栗原博氏の記事)

「苦手な気持ちは、たとえ表現しなくても空気で伝わってしまう。だから感情を隠すのではなく、お客様のことを好きにならなくてはダメだ」 この一文に「はっ」とさせられました。下記記事に記載されています。 president.jp 私も、日頃から「ヒト」の表情や声…

持続的な「遠隔コミュニケーション」は、業務に支障あるでしょうか?

私は大阪府内で就業していますが、本社は都内にあり、主要機能は全て都内にあります。 先日、在宅勤務について記事にしましたが、在宅勤務とオフィスに距離がある場合(例えば、東京↔大阪)の、コミュニケーション上の違いって、何かあるでしょうか。 bluemiyu…

メールの返信スピード次第で、信頼関係をUPできる。

皆さんは、メールを受信したら、すぐに返信していますか? 内容にもよると思いますが、すぐに回答を返信できない内容でも、「いつまでに返事します」という返信ならできますよね。 私は、色んな上司・部下と仕事をしてきましたが、この返信スピードと内容で…

「ヒト」の能力を測るために、資格はどこまで必要でしょうか?

皆さんは、「文章力検定」ってご存知ですか? ある会社で、新卒が一般社員に昇級するために、「文章力検定」が導入されました。 文章力検定の例題は、下記リンク先にあります。 問題例 | 審査基準・合格基準と各級の問題例 | 文章読解・作成能力検定 私は、…

働き方改革とコスト削減を徹底しすぎると、会社の評判は落ちませんか?

企業は利益を生み出すために、経費も人員も削減の努力をしなくてはなりません。 利益と経費と「ヒト」のバランスをどうとるのか、何をどう決断するか、これまでの経験と現状を踏まえた要職者の意思決定が、すべてを左右します。 少し脱線しますが、我が家は…

大リストラ予告時代に突入?!こういうときの経営者や管理職の方の心境は?

今日は、朝から大規模な人員削減ニュースがあり、一日中、胸騒ぎが止まりませんでした。一銀行で1.9万人、三銀行で3.2万人を、10年計画で削減するとか?! 詳細は理解不十分な点もありますが、「日本、これでいいの?」と、不安が先行します。 私自身、部署…

管理職の「ヒト」への感心度合いが職場環境を左右する

今日は、元部下と1年半ぶりにランチをして語りました。この部下は、私が部長職の間、右腕左腕となって活躍してくれた方です。 組織全体の状況を鑑みて物事を提案してくれる貴重な部下であったし、顧客の意向を的確にキャッチできる人材だったので、私は組織…

組織改編と共に変わるキャリアプラン

10月に入り、私が所属する会社は、例年通り大なり小なりの組織改編がありました。組織の統廃合は、この数年は毎年のことなので、どう変わろうが抵抗感はなくなってきました。 しかし、1年単位で組織の枠や「ヒト」の動きがあると、中長期的な人材育成計画も1…

備忘録:在宅勤務の実例(永江一石氏の記事)

私は、自社が在宅勤務の導入を検討していたときに、試験的に在宅勤務を実施しました。それも、部長職のときです。 子育て中の私には大変ありがたく、在宅勤務時は仕事も捗り、大変充実していました。 しかし、「誰になら在宅勤務でも仕事を任せられるのか?…

働きたい。それ以上に、母親らしく生きたい。

台風21号の影響もあり、先週から今週にかけての週間天気予報はずっと傘マークでした。 この間の土日に開催予定だったこども園の運動会も、台風が来るとわかっていても、「何とか土曜に開催されないだろうか」と、前日ギリギリまで期待していました。 しかし…